無料ソフト「アマレココ」「ムービーメーカー」「AviUtl」でh.264のmp4動画を作る(64bit版Windows7)

※zoomeのサービスが終了しましたので動画だけ差し替えてます

せっかくなので少しだけ書き直しました
うまくいかなくて解決した場合、よろしければ教えてください

★2010年2月の記事ですがこのまま使ってます。うまくいかない場合は下記を参照してください。
AviUtlを使ったMP4 (H.264) エンコード

この記事の趣旨: ゲーム動画を撮って編集してエンコードしてZoomeに高画質UP
ソフト: 撮る「アマレココ」→編集「ウィンドウズムービーメーカー」→エンコード「AviUtl」
ファイル形式: アマレココAVI(可逆)→WMV(可逆)→MP4(アップ用)

★急がば回れ!
最初から長編を作ると調整で無駄な時間が増えるので
先ずは3分くらいの簡単な動画で挑戦するのがコツです

Zoomeはもうないので、それぞれ投稿先に応じて設定を変更する必要があります
完成した動画はZoomeで再エンコードなしでした(640x360の3分40秒で33.1Mb)

■動画撮影(AmvVideoCodecのAVIファイル)
アマレココ Ver3.10a 2009.10.26
(【デスクトップキャプチャ】 アマレココ)

アマレココヘルプより
AMV3ビデオコーデックはシェアウエアですが、アマレココで利用する場合に限り制限が解除されるレジストキーがアマレココのreadme_jp.txtに記載されています。その為、実質無料でご利用いただけます。

1280x750 16fpsで録画しまして。20分で10Gb程度なので気軽に撮れます
1280x720か720x480か640x480等が後のことを考えると都合がよい
(普通は4:3、ワイドは16:9が安心して使える比率です)

初回の起動方法など細かいことは公式サイトから探しましょう。Shift


●よく使う設定はこんな感じ
・ビデオ1 タブ
フレームレート16fps 取り込み範囲 1280x720(位置等は範囲表示して設定)
ビデオ圧縮 AMV3高速 設定でS2:可逆標準 入出フォーマット全部 CPU全部。
ウィンドウ指定にチェックすると楽ですが、うまくいかないことがあるので非推奨。
・オーディオ/録画タイプ タブ
録音 Windows7の場合はCore Audio Capture(Win7) 設定はAuto。
48000Hz 16bit ステレオ (7になってからは24bitだとエラーがでました)

■動画編集(WMVファイル)
Windows Live ムービー メーカー 2011 (1280x720)
WindowsXPではムービーメーカーが標準装備だったと思うのですが
Windows7だとWindowsLiveで無料ダウンロード出来ます。

目標の長さになるまで不要なシーンを消し、BGMを追加してから書き出します
今回の紹介する設定では20分くらいで200Mになります。
30分にしてもビットレートを落とせば200Mに抑えることができますし
短くすればより高画質にできます

※youtubeは最高15分です

編集できたら普通にWMVで書き出します
左上タブの「ムービーの保存」→「このプロジェクトの推奨設定」
(サイズはエンコードの時に合わせるので元ファイルのWMVはきれいな方がいい)

そんなに画質を気にしないなら500M以内であればUPできます。(zoome用の話)

再エンコードしない条件
[一般会員]

* ・映像コーデックがH.264。
* ・映像+音声のビットレートが1.5Mbps以下。(ビットレート数値はVBRで前後する可能性があるので、低めの設定をお勧めします)
* ・HD画質(横ピクセルサイズ1280以上)の場合は3Mbps以下。
* ・音声コーデックがAACもしくはHE-AAC。
* ・ファイルサイズが200Mbyte以下。

■WMVファイルをMP4ファイルにエンコード

■AviUtlの準備

AviUtl(本体)
高機能なフリー動画編集ソフト。プラグイン追加すれば更に高機能になります
解凍だけで使えるので「Program Files」ではない普通のフォルダで使います

■追加機能用のプラグイン(それぞれ現時点で最新のファイル)

DirectShow File Reader(wmv読み込み用)
ds_input.auiをAviUtlのフォルダへ。

x264つめあわせ(エンコード用)リンク切れのようです「拡張 x264 出力(GUI)」を変わりに→MP4/H.264(右のミラー) OR x264guiEx(最新版)
x264.1400.release04.rarをDL。auo内のファイルをAviUtlのフォルダへ。

Nero AAC Codec(音変換用)
メアド入力してDL後neroAacEnc.exeをAviUtlのフォルダへ。

Lanczos 3-lobed (拡大縮小用)

lanczos3.aufをAviUtlのフォルダへ。

名前隠す為のモザイクもプラグインでできます。
説明にあるように公式の拡張編集Pluginも入れればとても簡単です。
AviUtl プラグイン フィルタ by うえぽん>モザイク処理フィルタ

vista以降ならファイルの準備は終了です。
(ファイル>プラグイン出力(GUI)からX264出力が選択できるようになっています。)

XPの方は下記も必要だそうです。
.NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)
.NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)Language Pack

■AviUtlの設定

先ずwindows7はAviUtl.exeのプロパティ>互換性でおなじみの管理者として実行にチェック。
あと、一応WindowsXP(SP3)互換モードにしてみました。
(AbiUtlは最新版がでているので管理者モードじゃなくても大丈夫かもしれません)

1.ファイル>環境設定>入力プラグインの優先度でDirectShow File Readerを一番上にします。

2.設定>フィルタ順序の設定>ビデオフィルタの順序でLanczos 3-lobed 拡大縮小を一番上にします。
 ふちを切り抜く場合はクリッピング&リサイズを優先させます。モザイクは最後でもOK

3.一度ソフトを終了して再起動します。

4.作っておいたwmvファイルを「ファイル>開く」で開きます
  (管理者モードだと普通にドラッグ&ドロップができないので注意 ※1)
  ここでエラーが出る場合ファイル>環境設定>システムの設定をいじります。
  最大画像サイズを大きく1920x1200とかにしてOKします。
  まだだめな場合DirectShow File Readerを確認してください。

5.設定>Lanczos 3-lobed 拡大縮小の設定でX(横)を640にし、アスペクト比が変わらないようにY(縦)も設定します。16:9なら360です。
 (640というのはzoome内のプレイヤーの横幅です。)
  計算が面倒なら映ってる動画が縦横に伸びていない常態に調節します。
  ・SSE2 整数がフィルタ作者推奨だそうです。
  右上のチェックボックスにチェックします。

  下記のような、他のフィルタを使う時も設定して右上にチェックします。

  クリッピング&リサイズ:リサイズはLanczos 3-lobedを使うのでクリッピングだけに使います。
  モザイク:公式Pluginと併用。ちゃんと計算にチェックする遅いがきれい。ブロックは3あたり

6.ファイル>拡張プラグイン出力(GUI)
  ・ファイルの種類はmp4
  ・ビデオ圧縮ボタンを押して下の画像みたいな感じに設定してOKボタン。
kbps.png
  音は2passにしてもあまり時間かわりませんのでオススメ。

  動画のマルチパスを2にすると時間が2倍くらいになりますが
  シーン毎に画質を自動で変更して高画質で低サイズにしてくれます。

  動画と音のビットレートの合計は余裕をもって1500kbps以下になるようにします。
  (マルチパスの場合は一部のシーンで指定ビットレートを超えてしまう為です)

7.ファイル名を入力して保存するとエンコードが始まります。

※1
windowsVISTA以降セキュリティの関係で通常状態のエクスプローラから
管理者状態のプログラムにドラッグドロップできません

ですが管理者モードで起動したファイラーからドラッグ&ドロップはできますので
ファイルを多く使うならファイラーを使うといいです
AMA SOFTさんまめFile5 Second Edition


ZOOMEでのコメント

■質問ですー
アマレココ使うと
「画面の配色がWindows7ベーシック」に変わってしまうんですが
撮影する時にAeroテーマのまま撮影できるんでしょうか?

■回答
設定画面で初期設定では「コンポジション無効」にチェックが入っています。これを外すとAeroテーマのまま撮影できます。

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